定春日和「秋田犬が来た日」



忘れもしない2016年7月7日、定春が我が家へやってきた日。ちょこっと過去の記事になりますがお付き合いいただけたら幸いです。



 


秋田犬が来た日は暑い暑い夏の夕方でした


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この写真が撮影されたのは2016年8月。まだ定春が我が家に来てひと月経たない頃の写真。散歩でもあまり引っ張っていくこともなかった最初の頃、家内が仕事に出かけるとどうやら一人が寂しいのか甘えて鳴いていたと聞いた。写真は東洋経済に提出した写真で、片隅にちょこっと載っている。今でも嬉しくて読んでいる号。このブログを始めるキッカケでもある。


夏の暑い日にいわゆる保護犬として、岐阜県多治見市の保健所に連れ込まれ、殺処分寸前のところで筆者の父が連れて帰ってきた。


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それが今ではこのリラックス具合。次男と釣りに出かけた際、一緒に連れて行ったのだが、待てど暮らせど終わる気配を見せない二人を見かねて寝転んでしまったのだ。なんとなくだが「ねぇ終わったぁ?お腹すいたから早く帰ろうよぉ~」と聴こえてきそうな表情である。


連れてこられた初日、元々犬好きな筆者とにらめっこしてみた。目をそらさずじっとこちらの様子を伺い、馴れ馴れしく接してきやがってくらい思ったのかどうかは知らないが、少しだけ疲れたような目をしていた。


水もエサもがっつくことなく、なんて品のいい犬なんだと思ったのが第一印象だった。


飼うかどうかは置いておいて、なぜこんな賢そうな犬が捨てられるのかが疑問だった。


娘のアレルギーもあり、実はよそで飼ってもらうつもりだったのだが、じっと見つめられてしまい、「これも何かの縁だろう」と考えが変わった。飼い犬を飼うことの痛みは知っているのだが、このままほかってもおけない方が感情を動かした。


保護犬の種類は千差万別だ


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定春を引き取る際、保護犬について少し調べてみた。


年に何頭とか数のデータよりも「なぜ保護されなきゃいけないのか?捨てるのか?」が疑問だったからだ。


調べていくうちに欧米の保護動物の扱いと、日本の保護動物の扱いに雲泥の差があることがわかった。


欧米の保護動物の末路は?


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ご存じの方も大勢いると思うが、欧米では飼い主がペットの飼育を放棄することは殆ど無い。それは何故か?飼い主がペットを飼う前に心構えやマナーを教育され、犬や猫を飼っても大丈夫ですよと許可を得てから初めてペットを飼うことを許されるからだ。止む終えない事情があってペットを連れていけなくてもシェルターで保護されて次のオーナーが現れるまで待つそうだ。殺処分は当然0件。


もちろんペットショップに生体販売されている犬、猫はおらず、ブリーダーの資格を持った方から直接購入する仕組みになっている。近所にイギリス人の大学教授が住んでいるのだが、ホームセンターで犬や猫が売られている事に非常に驚かれた。欧米でそのような売り方は違法行為、まして訓練も受けていないオーナーが簡単に大型犬を飼える仕組みにはなっていませんと、その仕組を教えてくれた。


日本はどうだろう?未だにペットを箱詰めされて売られている。モノじゃないんだから、これはおかしいと気づくべき事案なのだ。



ペットビジネスの闇。 引き取り屋  ペットショップ根絶を願う。


全くひどい話だ。


TVCMにもペットブームを劣悪に推奨した経緯がある



ソフトバンク cm ギガちゃん よろぴくぴく~ はらぺこぺこ~ 白戸家 上戸彩


以前、SNSでこんな話題が上がっていた。



このCMに出てくる小型犬の喋り口が可愛いから同じ犬種を飼うことにした。しかし飼うと決めた子どもも、その親も、CMと同じようにしゃべらないからつまらない。だからもういらなくなったので、保健所に持ち込んだ。



 とまぁ、なんとも言い難いことが事実としてあったのだ。けしてソフトバンクのCMが悪い訳ではなく、全てのオーナーさんがこんな感じだとも言っていない。が、あまりにも動物を飼うことに関して、意識が薄弱すぎるのだ、日本人は。


すぐに欧米並みにはならない。なぜなら日本人は元来犬を食べていたからだ。徳川5代目将軍が犬好きだったから生類憐れみの令なんて法律を発行して、犬食文化は衰退したのだと筆者は思う。多分だが。


かわいいだけでは飼っちゃいけない!

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どこか遠くで何か音がするのでしょう。ピンと耳を立てて凛々しい定治くんです。


犬や猫は人より寿命が短い。先の定治日和にも書いたが、終わりはペットの方が速い。それを自覚して、必ず別れるという覚悟が決まってから、飼うべきだ、と筆者は思う。


ペットショップの生体販売もそろそろ終わりにならないか?とも思う。結局のところビジネス優先の日本のペットブームは作られているモノだと誰もが気づくべきなのだ。


と、定治を引き取ってそろそろ1年。もう少し一緒にいたいのだ。