秋田犬「定春」の華麗なる日常

ひょんなことから我が家へやってきた秋田犬「定春」の日常を綴ったブログです。

コラム「秋田犬が保護犬になる理由」

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保護からすぐに家に来た時の定春です。今回はちょっと趣向を変えて、批判を恐れずに「保護犬」の話をします。

秋田犬保存会とは?

先日、他の方のブログでこんな記事を読ませていただいた。

blogs.yahoo.co.jp

にほんブログ村のランキングで見かけたので気になって徘徊したのだが、その中の記述にこんなことが書いてあり正直驚いたのだ。

忠犬ハチ公で知られる国の天然記念物「秋田犬」が保護されるケースが後を絶たない。
人に従順で人気が高く「1匹で1000万円を超える犬もいる」といわれる一方、展覧会で選から漏れた犬が「用なし」と直後に捨てられた例もある。
捨て犬を保護し、新しい飼い主を探す動物愛護団体は「最後まで責任を持ってほしい」と訴えている。

秋田県内の保健所によると、2002年度に捕獲されたり引き取りを依頼されたりした犬1350匹のうち、70-80匹が秋田犬とみられる。
2000年から計27匹の秋田犬を保護してきた「いぬ・ねこネットワーク秋田」の高橋弘子さんは「心ない飼い主のせいで犬が犠牲になるのはつらい」と話す。

高橋さんは01年4月、秋田市で開かれた秋田犬展覧会で写真に収めた1匹のオス犬が、直後に市内のインターチェンジ近くで見つかり、保護した。
「賞が取れず捨てられたのだろう」と分析する。

市内のペットショップ経営者によると、展覧会で入賞する犬としない犬は「天と地の開き」があり、子犬の値段にも雲泥の差が出る。
入賞を逃した犬を育て続けるには金も掛かるというわけだ。

高橋さんは「犬を商品として見ないで大切にしてほしい」と飼い主のモラル向上を求めている。
保護された秋田犬の問い合わせは「いぬ・ねこネットワーク秋田

※全文転載

さて、うちの定春は保護犬である。前にも書いたし、何度も書いている。で、私たちはこの展覧会とやらにまったく興味がない。だが、秋田犬保存会なる団体に興味を抱き調べてみた。

公益社団法人 秋田犬保存会

↑ちなみにここね。刊行物もあるみたい。

で、会の目的と信念がこちら

(目的)
第4条
この法人は、天然記念物秋田犬の保護繁殖並びにその本質に基づく体形の固定化、諸要素の向上を図り、わが国の秋田犬による文化の発展に寄与するとともに世界の犬種として海外に発展せしむるをもって目的とする。


(事業)
第5条
この法人は、前条の目的を達成するために次に掲げる事業を行う。

 1、秋田犬に関する犬籍、犬舎号の登録及び血統書の発行
 2、秋田犬に関する展覧会、鑑賞会の開催及び研究会、座談会等の指導育成
 3、秋田犬の固定化保護、繁殖及び普及を図る
 4、会報「秋田犬」及びその他の他刊行物の発行
 5、その他本会の目的を達成するために必要な一切の事業

秋田犬が捨てられる理由の一端が先の引用にあったように、

展覧会の落選による廃棄だそうだ。

 秋田犬保存会の趣旨から読み取るに、目的は種の保存、発展を手伝う団体だとわかる。しかしここで勘違いしてはいけないのが、この団体に犬籍を入れ、血統書を発行している団体で、保護、引き渡しを目的にしてる団体ではないということだ。

秋田犬保存会の会員さん個人が役割を終えた秋田犬を保護し、次のオーナーさんに引き渡すことはあっても、保存会はそこまでやらない。ただし保存会に犬籍を登録されている秋田犬は別で、保護の話はありうるのだ。

確かに種の保存の観点で淘汰、選別は必要なことなのかもしれない。しかし何年か生きて、それから放棄する方もいる。そこに疑問を覚えるのだ。もし放棄するのであれば、保護会に連絡して、次のオーナーさんを探すなりすればいいのだ。

秋田犬保存会は悪くないのだが・・・

秋田犬保存会自体、種の保存を目的にされているため、別段やましい団体ではない。ただし種の保存が目的であって保護が目的ではない。

また、品評会に出展出来ないからと放棄される秋田犬がいるのも事実。

これでは保護される方の負担は増える一方だし、もしも手放されるのであれば、次のオーナーさんを探す橋渡し役は出来ないだろうか?と考えるのだ。

そうすれば秋田犬を飼いたがっている希望者さんも希望が叶うと思うのだが、どうだろうか?